仙台市の東北医科薬科大学で卒業式が行われ、約400人が新たな門出を迎えました。
卒業を迎えたのは、東北医科薬科大学の医学部や薬学部などの計399人です。
式では、各学部や大学院の代表に大野勲学長から学位記が手渡されました。
医学部卒業生代表吉田智哉さん「病める人々、不安や心配事を抱える人々の支えとなり皆様がより良い生活をお送りすることができるよう生涯を賭して研鑽に励み、ひいては日本の医療の向上に貢献することをここに誓います」
東北医科薬科大学の医学部は、2016年に震災復興と東北地方の医師不足解消を目的に国内で37年ぶりに新設され、誕生しました。
医学部の卒業生は3期目で、卒業生101人のうち73人が東北6県の病院で研修医となり、過去最多となる40人が宮城県の病院に残ります。
卒業生「うれしいです、すごく。6年間いろいろあったけどすごく楽しかったですし、何よりあっという間でちょっと切ない気持ちもあります」「患者さんに優しく接することができる医師になりたいと思います。親戚が宮城県出身なので、ゆくゆくは生涯を通じて宮城県、東北地方で頑張っていきたいと思っております」