東日本大震災から13年となった3月11日、宮城県各地で犠牲者を悼み祈りが捧げられました。
「13年、まだ落ち着かない。死ぬまでこれは忘れられないね」「知り合いがだいぶ亡くなりました。日本が幸せになるように見ててねって思っています」「家族や大切な人を亡くした方にとっては、すごく大切な日というか大切に過ごしたい1日だと思うので穏やかな気持ちで迎えられるといいなと思っていて」「能登半島地震がありましたし、どうにもならないことがたくさんありすぎて。色々なことを思いながら手を合わせました」
解体か保存かで揺れていた南三陸町の旧防災対策庁舎は、町が1日に震災遺構として保存していく方針を発表しました。
「こういう建物を残してくださったので、思いをはせることができました」
宮城県では関連死も含めて1万571人が亡くなり、1215人の行方が今も分かっていません。