宮城県登米市で、自宅の敷地に2万株ものチューリップを育てている女性がいます。チューリップは色とりどりの花を咲かせ、見頃を迎えています。

 自宅へとつながる道を彩る鮮やかなチューリップ。登米市豊里町に住む千葉りき子さんは、自宅の庭にチューリップのほかネモフィラ、シバザクラなど15種類の花を育てています。

 30年以上前に約200株のチューリップを植え始め、夫の協力も得ながら数を増やし現在は約2万株のチューリップを栽培しています。

 特に、新型コロナの感染拡大で楽しみが減り気分が落ち込む地域の高齢者に心を癒やしてもらおうと、2021年からの3年間に1万株ほども増やしました。

 チューリップ畑には、この時期になると友人や近所の人だけではなく地元のデイサービス施設の利用者や保育園の園児らも観賞に訪れるということです。

 千葉りき子さん「構散歩で近所の人が通るので、そういった方々も楽しんでもらって(庭に)降りてきてもらったり。目標もう1万株増やして3万株ぐらいにしたいなと思っています」

 千葉さんのチューリップは、4月いっぱい楽しめるということです。