ゴールデンウイーク期間中の東北新幹線の利用者数は2023年を上回ったものの、コロナ禍前に比べ90%にとどまりました。
JR東日本によりますと、4月26日から5月6日までの東北新幹線の利用者数は103万6000人と、2023年に比べ2%増えました。
新型コロナ禍前の2018年に比べると、90%にとどまっています。
JR東日本では、コロナ禍を経て人々の生活スタイルが変わったためではないかと分析しています。
ゴールデンウイークの仙台空港の利用者数は約10万9000人で2023年よりも約2600人増えました。
空港の運営会社によりますと、中国との定期便の復活などで海外からの利用者が増えたことが要因ということです。
東北自動車道は白石ICと村田ICの間で1日の平均交通量が4万1800台と、2023年を3%下回りました。
NEXCOによりますと、連休の合間の平日が2023年より1日多い3日間だったため、遠距離の移動が控えられた可能性があるということです。