事件捜査や行方不明者捜索に欠かせない警察犬を選ぶ審査会が、宮城県川崎町で開催されました。

 嘱託警察犬は一般の家庭や民間の施設で訓練を受け育てられた犬で、警察の要請を受けて捜査や捜索に当たります。

 シェパードとラブラドルレトリバーの計17匹が参加した審査会では、足跡のにおいを追う捜索犬と、火薬のにおいなどを探し出す特別犬の審査が行われました。

 飼い主「やっぱり難しいですね。練習の時は真面目にやってくれるが、こういう大会だと上手にはいかなかった」

 宮城県警によりますと、宮城県では現在22匹の嘱託警察犬が登録されていて、2023年1年間で69回の出動があったということです。

 合格した犬は7月から1年間、捜査や捜索に協力します。