北朝鮮とロシアが対アメリカで連携を強めるなか、韓国軍がアメリカ軍と合同で行った空中訓練の様子を公開しました。

 17日から行われた合同空中訓練には約1年ぶりに朝鮮半島に展開したアメリカ軍の局地制圧用攻撃機「AC130J」も参加しました。

 今回の訓練は米韓両軍の相互運用性と防衛態勢の強化に重点が置かれ、韓国空軍の攻撃機とともに近接航空支援の訓練などを行ったということです。

 このほか、実弾射撃の訓練も含まれていて、米韓両軍にはロシアと「包括的戦略パートナーシップ条約」を結んだ北朝鮮を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。