海水温の上昇で漁業への影響が深刻となっていることから、村井宮城県知事は宮城県で真珠の養殖にチャレンジする方針を明らかにしました。
村井知事「海が変わってきたから今作っている物を品種改良してとかも重要なんですが、同じような環境で作っている物を持ってくることもこれから考えていかないと」
村井知事は海水温の上昇でホヤの養殖などに影響が出ていることを受け、新たな試みとして真珠の養殖にチャレンジするよう、幹部に指示したことを明らかにしました。
真珠を選んだ理由として、県の沿岸部でイセエビが取れるようになるなど真珠養殖が盛んな三重県沖の海水温に近づいてきていることを挙げています。
そして、真珠は海外への輸出でも大きな利益が期待されるとしています。
村井知事「ホヤが駄目だからホヤを養殖している所で真珠やれば真珠が作れるかってそう簡単ではないみたいです。よく調べて色々実験しながら、そういったお手伝いするのが我々の役割だと思っていますから」