業務で預かっていた資金を横領したとして、東京地検特捜部に起訴された投資会社の元代表・三浦清志被告(45)が保釈されました。

 投資会社「TRIBAY CAPITAL」の元代表・三浦清志被告は、2019年に別の会社名義で預かっていた4億2000万円を自分の会社口座に不正に送金した業務上横領の罪で去年、特捜部に起訴されました。

 東京地裁は今月25日、三浦被告の弁護人の請求に基づいて保釈を認める決定をし、保釈保証金3000万円は即日納付されました。

 保釈された三浦被告は午後4時半すぎに勾留されていた東京拘置所を後にしました。

 三浦被告は初公判で「私は無罪です」と述べ、弁護側も「送金は契約に基づく報酬の支払いで業務上横領は成立しない」と無罪を主張しています。