現行の健康保険証の廃止があと半年となるなか、マイナ保険証の利用をサポートする「デジタル推進委員」に薬剤師ら約1万人が新たに任命されました。

 デジタル推進委員はマイナンバーカードの使い方などをサポートする役割を担っていて、すでに官民含めて4万5000人余りが任命されています。

 今回、任命されたのは薬剤師や薬局の事務職員約1万人で、薬局でのマイナ保険証の利用や登録などについて相談を受けるということです。

 現行の保険証は12月に廃止されますが、マイナ保険証の利用率は先月時点で7.73%にとどまっています。

河野デジタル大臣 「次は、それぞれの医療機関の事務をやられている方々にできれば推進委員になっていただいて、受付でしっかり声掛けができるようにお願いをしていきたい」