東京・練馬区のマンションで夫婦とみられる男女の遺体が見つかりました。2人の腹には刺し傷があったということです。

 29日午後2時すぎ、練馬区北町のマンションで男性の上司から「出社しないので様子を見に来たら部屋からコール音がする」と110番通報がありました。

 捜査関係者などによりますと、この部屋に住む夫とみられる60代の男性がリビング付近で、妻とみられる60代の女性が和室で、ともに血を流して倒れていました。

 2人の腹には刺し傷があり、男性の近くには血の付いた包丁が落ちていたということです。

 2人はその場で死亡が確認されました。

 男性は28日に体調不良で会社を早退していたということです。

 警視庁は玄関の鍵が閉まっていたことなどから第三者が関係した可能性は低いとみていて、詳しい状況を調べています。