11日夜に政府・日銀が実施したドル売り円買いの為替介入について、市場関係者は3兆円規模だった可能性があるという見方を示しました。

 外国為替市場では日本時間の11日夜、アメリカの経済指標の発表を受けて急激に円高が進みました。

 それに加えて政府関係者によりますと、政府・日銀による為替介入が行われたということです。

 円相場はそれまでの1ドル=161円台から一時、157円台まで急上昇しました。

 市場関係者は12日夕方に発表された日本銀行の当座預金残高の増減の見通しなどから、介入は3兆円規模だった可能性があると分析しています。