梅雨末期の大雨が続いています。静岡県掛川市には、警戒レベル5の緊急安全確保が発令されました。

 梅雨前線が本州付近に停滞して、西日本から東日本には発達した雨雲がかかっています。

 静岡の掛川では1時間に56.5ミリと今年一番の非常に激しい雨が降り、16日午前4時半ごろには緊急安全確保が発令されました。

 そのほか、静岡の磐田や大阪の関西国際空港で、7月の観測史上一位となる非常に激しい雨を観測しています。

 17日朝にかけて降る雨の量は多い所で九州北部で180ミリ、東海で150ミリと予想されています。

 九州から東北南部では、土砂災害や河川の増水、道路の冠水などに警戒が必要です。

 また、大気の状態が不安定なため、関東甲信も含めて激しい雷雨や竜巻などの突風に注意して下さい。