トランプ前大統領の銃撃事件を受け、実業家のイーロン・マスク氏は、トランプ氏への支持を表明し政界への関与を強めています。

 マスク氏は、トランプ氏の銃撃直後に「私はトランプ氏を全面的に支持し、一日も早い回復を願っている」とSNSに投稿しました。

 ウォール・ストリート・ジャーナルは、マスク氏がトランプ前大統領を支援する政治団体に異例の規模となる、毎月、4500万ドル、およそ71億円を献金する方針だと報じています。

 また、CNNによりますと、マスク氏は共和党大会の前日にトランプ氏に電話し、副大統領候補にバンス上院議員を起用するよう促したということです。

 マスク氏はかつて民主党の支持者として知られてきましたが、近年、不満を示していて、トランプ氏との急接近が注目されています。