太平洋で取れるクロマグロの漁獲枠について大型魚は1.5倍、小型魚は1.1倍の増枠で合意しました。

 10日から16日まで北海道釧路市で開かれた国際会議には日本を始め、アメリカ、韓国といった16の国や地域などの代表が参加しました。

 日本近海を含む中西部の太平洋でのクロマグロの漁獲量について、資源の回復を受けて日本は大型魚で2.3倍、小型魚で1.3倍に増やすことを提案しましたが、資源増加の流れを変えるべきでないという声が多く、大型魚は1.5倍、小型魚は1.1倍の増枠で合意しました。

 小型魚の増枠は漁獲規制が設けられた2015年以降、初めてです。

 12月に正式決定すれば来年から適用されます。