自衛隊トップの吉田統合幕僚長はアメリカ軍と韓国軍のトップと会談し、北朝鮮とロシアによる軍事協力を非難する共同声明を発表しました。

 会談のなかで吉田統幕長は「北朝鮮による弾道ミサイルの度重なる発射やロシアへの継続的な武器弾薬の提供を含む北朝鮮とロシアの軍事協力の強化は北東アジアや欧州の安定を脅かす重大な懸念事項だ」と述べ、アメリカのブラウン統合参謀本部議長と韓国のキム合同参謀議長とともに日米韓の連携を強化することで一致しました。

 また、共同声明では海洋進出を強める中国を念頭に「いかなる力による一方的な現状変更の試みに反対する」と表明しました。