18日夜、埼玉県川口市のマンションで起きた爆発事故で、部屋に住む男性が「部屋にガスを充満させた」という趣旨の話をしていることが分かりました。

 18日午後8時半ごろ、川口市並木2丁目のマンションで「爆発があったようだ」と119番通報がありました。

 警察などによりますと、少なくとも6人がけがをして、このうち爆発があった部屋に住む中国籍の男性(44)が全身にやけどをしましたが、命に別状はないということです。

 その後の聴取で、男性が「部屋にガスを充満させたが我に返り、窓を開けた後、たばこを吸ったら爆発した」という趣旨の話をしていることが分かりました。

 現場のマンションでは現在も検証が行われていて、警察は男性が自殺を図るために爆発を起こそうとした可能性も視野に調べています。