ロシアの侵攻が続くなか、ウクライナの現状や文化を伝えようと避難民らが企画したイベントが都内で初めて開かれ、初日から多くの人が訪れました。
今回のイベントはウクライナの現状をより多くの人に知ってもらい支援につなげようとウクライナからの避難民とその家族らが企画したものです。
企画者の1人で、ロシアの侵攻直後にウクライナ東部・ハルキウから避難してきたイリーナさんは「自分の目でウクライナを感じてもらいたい」とイベントへの想いを語りました。
会場にはウクライナの家庭料理や工芸品など約30店舗が並び、ウクライナの魅力を発信しました。
特設ステージでは、日本で避難を続ける学生やウクライナから来日したアーティストらが歌や演奏を披露し、会場を盛り上げました。
また、イベントにはウクライナとアメリカの駐日大使も参加し、ウクライナへの支援を呼び掛けました。
来場者 「もう(侵攻が始まって)2年ですよね。人々は疲れていると思うので、一刻も早く静かな生活ができるように。復興のお手伝いだったら、私たちにもいろいろとできると思う」
イベントは21日まで開かれ、売り上げはすべてウクライナの支援に充てられるということです。