仙台市の八木山動物公園で、夏休み中の子どもたちが飼育員の仕事を体験しました。

 八木山動物公園では動物を理解し尊重する心を育もうと夏休みに体験教室を開催していて、29日は小学3年生と4年生の児童12人と保護者が参加しました。

 アフリカゾウの寝室では、飼育員が毎朝行う糞の掃除を体験しました。1日に90キロ以上の餌を食べるというゾウの糞を、スコップなどで運ぶのは重労働です。

 子どもたちは飼育員からアドバイスを受けながら、初めての体験に汗を流していました。

 餌やりにも挑戦しました。リンゴなどを差し出してゾウが鼻を器用に使って食べる様子を目の前で観察しました。

 「こんなに大変なんだなってことを実感できた。餌やりでこんな物を食べるんだって事が分かった」「めっちゃ餌を食べるんだなとびっくりしました。鼻は骨が無いのにすごい硬いような感じですごかったです」

 八木山動物公園では、8月23日から25日に夜の園内を楽しめるイベントも予定しています。