JR仙台駅の飲食エリアに、クラフトサケの醸造所がオープンしました。
仙台駅西口にあるてくてダイニングの一角、わずが3.4坪のスペースにオープンした醸造所センダイステーションブルワリー・ファーメンテリアの店頭には、醸造用のタンクがずらりと並びます。
より多くの人に酒の魅力を感じてもらいたいとJR仙台駅の飲食エリアにに店を構えました。
これまでは麹を使った発酵ドリンクなどを提供してきましたが、酒類の製造免許を取得したことから24日から駅での酒造りが始まりました。
注目は、サケベイビーのオリジナル、クラフトサケという新ジャンルのアルコールです。
宮城県産のひとめぼれを使用し、甘酸っぱさとプチプチとした発泡感が特徴です。
「飲みやすくておいしいです。酸味がある感じで、普通にこれだけで飲めちゃう」「甘酒みないな感じで、すごくおいしいです。フレッシュな感じ」
サケベイビーは、1日当たり3つのタンクで仕込まれ、およそ10日間かけて出来上がります。
勝花藏株式会社伊澤優花代表「前日に仕込んだばかりで、米がまだつぶつぶした形です。提供間近になると上澄みが見える状態になっております」
8リットルという小さなタンクで醸造できるため、店では新たなクラフトサケの開発も進められています。
勝花藏株式会社伊澤優花代表「サケベイビーや実験酒と比較醸造など様々な設計や副原料を使った物などを仕込んでおります」
多くの人が行き交うエキナカにあることから、地元企業などとのコラボにも期待を寄せています。
勝花藏株式会社伊澤優花代表代表「最初は周りの飲食店から宮城県の色々な事業者や生産者ともコラボしながら、たくさんの人に参加してもらった酒造り、商品開発ができたら良いなと考えております」