親子などで地域の防災リーダーを目指す取り組みが、宮城県利府町の町内会で始まりました。

 若い世代の防災意識の向上と地域のつながりを深めることを目的に、利府町菅谷台の町内会が始めた研修会には小学生とその親など約20人の住民が参加し、簡易トイレの設置方法などを学びました。

 小学6年生「食べ物とか作り方とか、トイレがどうなっているとかいろいろ分かったので、災害の時に役立つと思います」

 菅谷台町内会菅原淳一さん「他人のために防災の知恵を持っておくと結果的には自分が助かるので、そういう循環を知ってほしいということですよね」

 参加者の中には防災士を目指す親子もいて、将来は地域の防災リーダーとしての活躍が期待されているということです。