財務省は6月27日から7月29日までの間に約5.5兆円の為替介入を実施したと発表しました。

 外国為替市場では今月11日と12日にドルに対して急激に円高が進み、市場関係者からはそれぞれ3兆円と2兆円規模のドル売り円買いの介入があった可能性が指摘されていました。

 財務省が発表した「外国為替平衡操作の実施状況」によりますと、6月27日から7月29日までの間に5兆5348億円の介入が実施されました。

 4月末から5月末にかけても9兆7885億円の介入を実施していて、今年度に入ってからの介入額は15兆円を超えました。