パリオリンピック2024。体操男子個人総合で岡慎之助(20)が金メダルを獲得しました。この種目で日本勢4連覇を達成しました。

 オリンピック初出場の岡は、ゆか、あん馬と安定した演技を見せて2種目を終えた時点でトップに立ちました。

 続くつり輪では、力技の姿勢が決まらず得点を伸ばせなかったもののトップをキープします。

 跳馬では着地をしっかり決めましたが、順位を3位タイに落としました。

 しかし、得意の平行棒では圧巻の演技を見せて15.100の高得点をマークし、再びトップに躍り出ました。

 最終種目の鉄棒では鮮やかな演技を見せ、14.500をマークし、金メダルを獲得しました。

 岡は団体、個人総合の2冠に輝きました。

 個人総合2連覇を狙った橋本大輝(22)は、あん馬で落下、さらにつり輪では認定されなかった技があったため得点が伸び悩み、前半3種目の終了時点で18位と苦しい戦いとなりました。

 後半は巻き返しましたが、6位で終えました。