パリオリンピック2024の6日目、柔道男子90キロ級の村尾三四郎選手(23)は決勝で自身最大のライバルに惜しくも敗れましたが、銀メダルを手にしました。

 初戦、試合開始44秒で一本を奪うなど順調に勝ち上がった村尾は、決勝で「最大のライバル」であるジョージアのラシャ・ベカウリと対戦しました。

 試合開始1分で技ありを奪いますが、相手も技ありを取り返して同点にします。

 その後、村尾は何度も技を決めようとしますが、ポイントに結びつきませんでした。

 相手に小内刈を決められ、合わせ技一本で惜しくも敗れました。

 試合後の取材に応えた村尾は、しばらく涙を止めることができず「負けは自分にとってはキツイもの。悔しさが残ります」と話しました。