震度6強を観測した宮城県登米市の墓地では墓石が倒れるなどの被害が出ていて、彼岸の墓参りにも影響が出ています。

 登米市南方町の共同墓地では16日の地震により約130基ある墓石の多くで、倒れたり、ずれたりする被害が確認されました。

 彼岸の中日の21日、訪れた人たちは地震の爪痕が残る中、墓前に花を供え静かに手を合わせていました。

 墓参りに訪れた人「東日本大震災では、こんなにめちゃくちゃにならなかったの。ひどいね今回の方が」「今後こういうことが無いようにお守りくださいと。それだけです」

 共同墓地の管理は地元の住民が行っていて、重機を使って復旧作業が進められていますが、元通りに修復できるめどは立っていないということです。