非常に強い台風7号は本州からは離れていきますが、東北の太平洋側を中心に土砂災害には警戒が必要です。

 16日夜、関東へ最も近付いた台風7号の影響で、千葉県では総雨量が150ミリ以上となり、8月平年の一カ月分を超えた所もありました。

 台風は次第に列島からは離れるものの、湿った空気が流れ込むため、東北の太平洋側を中心に急な雷雨や突風に注意が必要です。

 台風5号で記録的な大雨となった岩手の沿岸部でも午後にかけてまとまった雨となり、土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。

 また、関東から東北の沿岸部ではうねりを伴った高波も続くため、危険な場所には近付かないようにして下さい。