韓国で北朝鮮による空襲を想定した避難訓練が全国一斉に行われました。

 「民防衛」と呼ばれるこの訓練は22日午後2時から全国で実施されました。

 一般市民も対象で、地下鉄の駅構内など指定された安全な場所に避難する訓練のほか、緊急車両のための交通規制の訓練などが実施されました。

 また、政府庁舎では3000人余りの職員が地下に避難し、防護マスクの装着や心肺蘇生の指導を受けました。

 韓国では、この訓練に参加する人の減少や避難所の整備不足なども課題となっています。