日本人の睡眠改善を目的に150社以上が集まる企業コミュニティが地方自治体などの活動を無償でサポートする新たな取り組みを発表しました。

 おととし結成された「ZAKONE」には、様々な業種から152社が参加しています。

 今月22日からは職員らの睡眠改善に取り組む自治体や企業を対象に、情報提供やセミナーの開催などを無償でサポートします。

 会場では参加企業の一部がプレゼンを行い、睡眠の質を高めるとされるカフェインレスコーヒーなどが登場しました。

 また、建設大手の長谷工コーポレーションは、睡眠に最適とされる温度や湿度に保ち壁を木質化した特殊な部屋と、通常の部屋を比べた実験結果を発表しました。

 8人の社員が実際に1カ月間住み、寝る時に脳波計や心電計を着けて睡眠の質の違いを確認できたということです。