福島第一原発の処理水放出から24日で1年です。いまだ中国などから輸入規制が続く水産物の安全性を伝えたいと、流通大手がトリチウム検査場などを初めて公開しました。

 福島県の小名浜港では23日、カツオやヒラメ、イセエビなどが水揚げされました。

 流通大手のイオンは、福島第一原発の事故による風評被害を受けた福島県産の水産物を2012年から販売しています。

 漁港での放射性物質の検査に加え、去年、処理水が放出されるタイミングでトリチウムの自主検査も実施しています。

 今回、初めて検査場を公開することで福島県産の水産物の安全性を改めて強調しました。