子ども向けの職業体験施設に、睡眠の大切さを科学的に学ぶパビリオンが登場しました。

小学5年生 「夜中の3時にちょっと目が覚めちゃって疲れがとれなかったり」

小学6年生 「8時間以上は寝ようってお母さんとかに言われています」

 「キッザニア東京」のパビリオンでは、1回につき4人の子どもたちが「研究者」として参加し、睡眠の大切さや睡眠の質を上げる生活習慣などを学びます。

 また、寝た時に体重がかかる部分や頭の形を測定し、自分に合ったマットレスや枕を体感します。

 大手寝具メーカーが、29日までの期間限定で出展しました。

西川 菅野達志社長 「大人の睡眠だけでなく子どもの睡眠にも問題があるというのが分かってきている。睡眠の質と量が非常に子どもたちの発育に重要であるということ。大人も当然そうだがこれを世間に広めていきたい」

 日本人の睡眠時間は、世界で最も短いとされています。

 理化学研究所などは、小学生の半数以上が、政府が推奨する睡眠時間9時間から12時間を満たしていないという調査結果を発表しています。

KCJグループ キッザニア事業本部 荊木陽子さん 「館内ではSDGsのラリーとかもやっているので、そういう意味では社会課題に向き合うきっかけになるのではないかと思う」