イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」が紅海で石油タンカーを攻撃し、炎上させたとする映像を公開しました。

 映像は22日に撮影されたもので、攻撃を受けたのはギリシャ船籍の石油タンカーだということです。

 ロイター通信などによりますと、タンカーにはフィリピン人とロシア人の乗組員や警備員ら25人が乗船していて、現在は紅海で漂流しているとみられます。

 フーシ派は、ガザ地区でイスラエルと衝突するイスラム組織ハマスとの連帯を示していて、紅海周辺でイスラエルに関係するとされる船舶への攻撃を繰り返しています。

 その数は80隻以上に上っていますが、関係のない船舶が多く攻撃されているということです。