ガザ地区の停戦交渉を巡り、イスラム組織「ハマス」の代表団が協議が続くエジプトに向けて出発しました。一方、イスラエルは人質の解放について新たな要求をしているということです。

 ハマスは24日、停戦交渉が開かれているエジプトの首都カイロに代表団が出発したと明らかにしました。

 ただ、協議に参加するためではなく、仲介国の高官らと会談して、これまでアメリカやイスラエルが提示した案を聞き取るとしています。

 また、停戦交渉についてアラブメディアは、イスラエルが新たな要求をしていると報道しました。

 停戦合意の1段階目として、ハマスに拘束された人質を週に5人ずつ解放するよう求めたということです。

 これまでは、週に3人ずつの解放が条件としてあがっていました。

 ハマスもパレスチナ人の刑務所からの釈放を要求していて、双方の溝が埋まるかどうかが焦点となります。