葬儀や供養、相続など、いわゆる「終活」に関するサービスや商品を集めた国内最大級の展示会が東京都内で始まりました。

 「エンディング産業展」には後継者不足が深刻化する寺での作業を減らすために開発された「卒塔婆(そとば)印刷システム」など、新しい「終活」の在り方を提案する企業約160社が出展しています。

 生前の姿を映像で偲ぶことができる「サイネージ祭壇」など終活のデジタル化や樹木葬の石碑をカラフルなガラスで彩る「光り墓」といった多様な供養の在り方も注目されています。

 超高齢社会となるなかで、終活ビジネスは今後も拡大するとみられています。