自民党は、27日投開票の総裁選挙について、全国8カ所で候補者の演説会を行うことや、「お金のかからない選挙」にするため自動音声による電話作戦を禁止することなどを決めました。

自民党総裁選挙管理委員会 逢沢一郎委員長 「候補者数がかなり上りそうなので、全体の時間の管理、物理的な制約もありますけれども、しっかりとそういった機会の充実を図っていこうと」

 自民党の総裁選挙管理委員会は「お金のかからない選挙」を原則とし、そのための8つの禁止事項を決めました。

 具体的には、投票権を持つ自民党員に対して政策パンフレットなどの文書を郵送することや、インターネット上に有料広告を掲載すること、自動音声による電話作戦を行うことなどを禁止します。

 逢沢委員長は罰則を設ける考えはないとしたうえで、「禁止事項は十二分にアナウンスする」と強調しました。