JR貨物がデータ改ざんなどを行っていた問題を巡り、国土交通省の斉藤大臣は全国の鉄道事業者に対して「輪軸」の緊急点検を実施するように指示したことを明らかにしました。

斉藤国交大臣 「全国の鉄軌道事業者に対し、輪軸の緊急点検を指示致しました」

 JR貨物では、貨車などに使われる輪軸の組み立て作業でデータ改ざんなどの不正が発覚し、11日には安全確認を取るために、すべての列車の運行を停止しました。

 これを受け、斉藤大臣は全国の鉄道事業者に対しても輪軸の緊急点検を指示したことを明らかにしました。

 国交省は30日までに調査結果を報告するように呼び掛けていて、安全が確認できない場合は使用を停止するように求めています。