立憲民主党の代表選挙は、4人の候補者がエネルギー政策を巡って原発再稼働のあり方などを議論しました。

立憲民主党 野田元総理大臣 「実効性のある避難計画があるのかどうか、地元の同意があるのか、理解があるのか、この2つをクリアできるかどうかだと思います。これ結構、厳しいハードルだと思っています」

立憲民主党 枝野前代表 「再稼働する場合には、やっぱり必要性という要件を課すべきだと思っています。リスクをとってまで原発を動かす必要はないのではないか」

立憲民主党 泉代表 「取り組まなければいけないのは他の電源をつくる努力です。洋上風力発電、これをなんとか成功させて今後、転換を図っていきたい」

立憲民主党 吉田晴美衆院議員 「1度事故が起きたら、その土地は大きな被害を受けます。私は命を最優先にしたいという立場です」

 そのうえで、4人は原発に依存しない社会を実現するため、再生可能エネルギーを普及させる必要性を訴えました。

 一方、自民党の総裁選挙は、能登半島地震の被害を受けた石川県で討論会が開かれ、災害対応などを議論しました。

 総裁選の決選投票では、国会議員票と比べ地方票の割合が小さいことについて、候補者の9人は今後、地方票の比重を高めるべきという考えで一致しました。