イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」がイスラエルを攻撃したことに関して、共闘するハマスの最高指導者が「敵の意思を打ち砕いた」と声明を出しました。

 イエメンのフーシ派は16日、イスラエルを攻撃するのに使用した極超音速ミサイルを発射した際の映像を公開しました。

 新型のミサイルは、射程距離が2150キロで、レーダーなどに探知されにくいステルス性能があるとしています。

 この攻撃についてガザ地区で戦闘を続けるイスラム組織「ハマス」の最高指導者シンワル氏は、「敵の軍事的意思を打ち砕いたように政治的な意思も打ち砕くだろう」と声明を出しました。

 さらに、「イエメン、レバノン、イラクの抵抗勢力と我々の力を合わせれば、敵をガザから追い出し、打ち負かすことができる」と強調しています。