開業100周年を迎えたJR南仙台駅で、記念イベントが行われました。記念の掛け紙が付いた弁当なども販売され、多くの鉄道ファンでにぎわいました。

 10日朝、JR南仙台駅では檜森亮太白区長らが出席し開業100周年を記念したイベントが行われました。

 地域の中学生がデザインした記念の掛け紙付きの弁当が販売されたり、切符風の記念証が配布されたりするとあって多くの地域住民や鉄道ファンが訪れました。

 南仙台駅は、1924年9月10日に陸前中田駅として開業しました。1963年に仙台市の拡張に合わせ、市の南玄関の意味を込めて南仙台駅に名称を変えました。

 開業当時の利用客は1日200人程度でしたが、今では1万人ほどが利用しています。 地域住民「生活の一部じゃないかなと。子どもたちもみんなこの駅を使って学校に通ってましたからね。この駅は無くてはならない駅」

 駅では4月に運行を始めた観光列車SATONOも特別に展示され、訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。

 JR東日本東北本部小野正志部長「もっとご利用しやすくなるように、我々としても色々なサービス向上に努めてまいりたいと思います。次の100年を地域の皆様と一緒にまた作っていければと思っております」