9月16日は敬老の日です。仙台市で最高齢の109歳の女性のもとを宮城野区長が訪れ長寿を祝いました。

 新妻知樹宮城野区長が訪れたのは、区内の老人ホームで暮らす109歳の宍戸とくさんです。

 宍戸さんには、仙台市から玉虫塗の時計などが、家族からはバラの花束が贈られました。

 宍戸とくさん「あー。大変なお花ね」

 宍戸さんは、大正4(1915)年、現在の宮城県大崎市鳴子温泉生まれ。

 戦中戦後の混乱期には和服の仕立てで家計を支えました。

 甘いものが好きで、おはぎなどをよく手作りし、家族と一緒に食べていたということです。

 次女・宮崎君子さん「結構大きいおはぎでした。毎回春と秋とずんだ餅とかいっぱい作るよね。みんなにあげたからね」

 施設の職員によりますと、宍戸さんは1日3食しっかり食べ、日課は体操ということです。

 宮城県によりますと県内の100歳以上の高齢者は、2015年度には932人でしたが、24年度は1701人とおよそ8割も増えているということです。