アメリカのトランプ前大統領は、暗殺未遂事件が起きた原因はバイデン政権にあると非難しました。

 トランプ氏は16日、SNSで、バイデン大統領とハリス副大統領による政治的な攻撃によって「アメリカが憎悪と中傷と不信の新たな次元に達してしまった」と指摘しました。

 その結果、「銃弾が飛び交い、事態は悪化するばかりだ」として、暗殺未遂事件が起きた原因はバイデン政権にあると非難しました。

 ただ、容疑者の動機はまだ明らかになっていません。

アメリカ バイデン大統領 「アメリカでは政治的な暴力が許される余地は一切ない、ゼロだ。私は常に政治的な暴力を非難してきたし、これからも非難する」

 バイデン大統領はトランプ氏に電話をかけ、無事だったことに安堵(あんど)したと伝えました。

 トランプ氏はこの電話に感謝したということです。