21日から始まる秋の交通安全運動を前に、宮城県庁で出発式が行われました。

 出発式には警察や関係団体の約350人が参加し、宮城県警の細田正本部長が「1人1人が交通ルールの順守とマナーの向上に努めるよう取り組む」と話しました。

 出発式には、車いすバスケットボールの代表としてパリパラリンピックに出場した萩野真世選手も参加し、交通安全を呼び掛けました。

 車いすバスケットボール日本代表萩野真世選手「どんなに急いでいても速度制限は守る、誰も見ていなくても一時停止はしっかりと止まる、そして横断歩道では歩行者を優先する。宮城の交通安全を皆さんでつくっていきましょう」

 宮城では2024年に31人が交通事故で死亡していて、このうち6割が高齢者です。 今回は、夕暮れ時や夜間の事故防止や自転車のヘルメット着用などが重点項目となっています。

 秋の交通安全運動は30日まで行われます。