2024年度で閉校となる宮城県大崎市の小学校で、児童らが人気コミック雑誌の表紙をお手本に記念品作りに挑戦しました。

 大崎市の鳴子小学校は2024年度末で閉校し、2025年度から小中一貫校となります。

 26日、全校児童48人が閉校の記念品となるクリアファイルのデザイン作りに挑戦しました。

 指導したのは、鳴子小学校の卒業生でグラフィックデザイナーの佐々木多利爾さんです。人気コミック雑誌コロコロコミックの表紙デザインを38年間担当していて、その期間の長さはギネス世界記録に認定されています。

 児童はパネルに自分の似顔絵を隙間なく貼り付け、コロコロコミック風のデザインを作り上げていきました。

 児童「凄い良い思い出になると思います。大人になっても心に残っていると思います」

 佐々木多利爾さん「何年か経った時にこういう物を作ったんだと。私たちの頃は無かった面白いものですから、思い出になって欲しいなと思います」

 完成したデザインをあしらった閉校記念のクリアファイルは、児童や地域の人に配される予定です。