宮城県消防学校で学ぶ100人の新人消防士が、これまでの訓練の成果を学校関係者や保護者に披露しました。
仙台市宮城野区の県消防学校では4月に消防士として採用され、半年間基礎的な知識や技能を学んだ新人消防士100人が訓練の成果を披露しました。
救急車を出動させ心肺蘇生を行う救急訓練のほか、地震の倒壊などで地上での救出が難しい場合に備えてロープをわたって建物を移動する訓練などが行われました。
火災が発生し、逃げ遅れがいるという想定での消火や救助活動も披露しました。
新人消防士「近年、自然災害が多発しているので市民からの消防への期待が高まっている。今後も救助科と救急科の訓練が続くので、日々精進したい」
新人消防士らは消防学校で更に半年間専門的な技術を学び、2025年4月に各消防署に配属されます。