岩の間から日の出が見えることで知られる宮城県の景勝地、神割崎でに倒木が見つかり、18日に撤去されました。
南三陸町と石巻市にまたがる神割崎は、岩の間から昇る神秘的なを一目見ようと、多くの人が集まる人気スポットです。
しかし、9月に岩の上部から落ちたとみられる長さ10メートルほどの倒木を近くに住む人が発見し、景観を損ねるとして18日に撤去作業が行われました。
木は樹齢は70年ほどのアカマツで、幹回りは直径50センチ重さ約1.2トンで、根元の腐食が進み倒木したとみられています。 18日の作業では、大型のクレーン車が使われ倒木を引き出した後、小分けにして搬出されました。
南三陸町商工観光課三浦成治主事「自然の木の寿命なのかなと思います。おかげさまで朝日が岩の間に望める期間に間に合ったことが、大変喜ばしく思います」
撤去にかかった約110万円は、南三陸町と石巻市が折半するということです。