自民党本部に火炎瓶が投げ込まれ車が総理官邸の柵に突っ込んだ事件を受け、宮城県警は全ての候補者の演説などで警護の数を増員し警備態勢を徹底する方針を示しました。

　１９日、東京・永田町の自民党本部に火炎瓶が投げ込まれ車が総理大臣官邸の柵に突っ込み、４９歳の男が公務執行妨害の疑いで逮捕されました。

　警察関係者によりますと、事件を受けて宮城県警は１９日午後、選挙期間中における警戒警備の徹底を宮城県の各警察署に指示したということです。

　党派に関係なく、街頭演説などの際に警察官の数を増やした他、職務質問や手荷物検査の徹底など警備を強化したということです。