フランス産ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの販売が21日午前0時に解禁されました。

 仙台市宮城野区のイオン仙台幸町店では午前0時の解禁に合わせてイベントが開催されました。

 店には9種類約370本が入荷し、解禁を待ちわびた人たちが次々と買い求めていました。

 「解禁ということで楽しみに来て、買うことができました。家で妻と飲みたいなと思います」

 イオン仙台幸町店リカーマネージャー佐々木勝徳さん「収穫前に晴天に恵まれたことでブドウの糖度が上がり、フレッシュでフルーティなエレガントな味わいを持つボージョレ・ヌーボーができた」

 原材料費の高騰や円安の影響があるものの、イオングループでは空輸で一度に運ぶ量を増やし輸送コストを抑えることで、前年並みの価格で販売しています。

 仙台市若林区にある酒の量販店、やまや沖野店では前年よりも6種類多い14種類のボージョレ・ヌーヴォーが並びました。

 価格は3000円前後で、高品質のワインを厳選したということです。

 目玉は、フランスで行われたボージョレ・ヌーボーのコンクールで最高金賞を受賞したロゼワインです。みずみずしく華やかな味わいが特徴で、宮城県ではやまやでのみの販売となっています。

 やまや沖野店菅原健店長「年に一度のお祭りになるので、友人や家族と楽しんでいただければと思います」

 やまや沖野店では約600本を仕入れましたが既に7割が予約で埋まっていて、店頭で販売できる数に限りがあるため早めに買い求めてほしいということです。