新年を迎える準備が本格化しています。宮城県にある塩釜神社では、拝殿などに飾る大しめ縄作りが行われました。

　塩釜神社では１０月中旬から大しめ縄作りが進められていて、境内の作業所では白装束をまとった５人の職員が作業をしました。

　太さ１センチほどの２８本の荒縄を寄り合わせて２本の太い縄を作り、それぞれに稲わらを巻き付けていきます。

　そして、２本の縄をねじり合わせて長さ８メートル太さ２０センチ重さ６０キロの大しめ縄を完成させました。

　塩釜神社では１５本の大しめ縄を含む大小約１０００本のしめ縄を作るということです。

　塩釜神社鈴木重和権禰宜「新年は自然災害が無い平和で穏やかな年になるよう願ってしめ縄づくりに励んでおりますので、大変多くの皆様にお参りをいただきたいと思っております」

　大しめ縄は、２０日に拝殿や鳥居に飾り付けられ新年を迎える準備を整えます。