中国を訪れている自民党の森山裕幹事長らの与党訪中団が中国共産党の代表と7年ぶりとなる日中の与党交流協議会を開催し、日本側は水産物の輸入再開などを求めました。

 中国共産党で対外活動部門トップを務める劉建超氏は冒頭で、「今年は戦後80年で日本が平和国家の道を歩み続けることを望む」と強調しました。

 また、トヨタとテンセント、日産と百度の協力を紹介し、両国間の協力が重要だと強調しています。

 一方、自民党の森山幹事長は日本産水産物や牛肉の早期の輸入再開を求めました。

 また、公明党の西田実仁幹事長はアジア地域に日本と中国を含む安全保障の枠組みを作るべきだと主張しています。

 日中の与党の交流は7年ぶりで、今回で9回目となります。