旧優生保護法下での強制不妊手術をめぐる補償法が施行される17日、石破総理大臣が裁判で被害を訴えた原告と面会することが関係者への取材で新たに分かりました。

 宮城県からは原告・飯塚淳子さん(仮名・70代)らが出席する予定です。

 旧優生保護法をめぐっては、不妊手術を強制された被害者本人らに1500万円の慰謝料を支給することを盛り込んだ新たな補償法が10月8日に成立しました。

 石破総理が原告らと面会するのは就任後初めてで、原告は全ての被害者への補償や、旧法制定の経緯などを徹底検証するよう要請するとみられています。