江藤農林水産大臣は15日から3日間、中国を訪問し、日本産の水産物や牛肉の輸出再開について協議する予定です。
江藤農水大臣 「日本産の水産物等の輸入規制の撤廃に加え、牛肉の輸出の再開、精米の輸出拡大という懸案について私自ら働き掛けるつもりであります」
中国は福島第一原発の処理水放出を理由に、おととし8月から日本産水産物の輸入を禁止しています。
また、牛肉についてもBSEの国内への侵入を防ぐ目的で、2001年から輸入を停止していました。
江藤大臣は中国の韓俊農業農村部長、王令浚海関総署副署長と会談する予定で、水産物などの輸出再開に向けた協議のほか、日本の農林水産物・食品の輸出拡大に向けた意見交換を行うとしています。