ガザ地区の停戦交渉が合意に達したことを受け、隣国エジプトで生活するパレスチナ人からは「すぐにでも故郷に帰りたい」と歓迎の声が上がりました。
ガザ地区出身のパレスチナ人 「素晴らしい瞬間だ。長い間待っていたんだ。家族に会うためにすぐにでもガザに帰りたい」
隣国エジプトで生活していて、2023年10月の戦闘開始以降、ガザ地区へ帰ることが出来なくなっているパレスチナ人たちも停戦を待ち望んでいました。
ガザ地区で暮らす弟とオンラインで喜びを分かち合う人もいました。
エジプトで暮らす兄 「神に感謝。停戦発表おめでとう」
ガザの弟 「何とも言えない。苦しみ続けた1年3カ月だった」
ただ、イスラエルのネタニヤフ首相は16日、合意した項目の一部をハマス側が一方的に撤回したと主張し、合意に関する政府の承認を延期すると発表しました。
停戦が成立するか一時、先行きが不安視されましたが、イスラエルメディアは18日にも内閣が招集され承認されるとしています。